10月6日(日)呉市倉橋体育館にて,オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の公演をしました。

音楽で島を元気にしたい!という想いのもと,倉橋島の地域の方が中心となる「倉橋交流拠点構想推進協議会」から依頼を受け,昨年度から広大オペラとコラボレーションしています。広島大学「地域の元気応援プロジェクト」の採択を2年連続で受けており,このプロジェクトの一環として,今年度は,倉橋島の中学校のカリキュラムに入り込み,オペラを通して地域を大切に思う子どもたちを育てることを目的に活動を行いました。

10月6日の「第2回倉橋イースト・ウエスト音楽祭」でのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」公演(一般市民対象)に向けて,我々広大オペラと中学校の先生方で,何度も対面やオンラインで打ち合わせを行い,どのようにオペラを通じて大学と中学校がコラボレーションできるのかを話し合いました。

中学生たちは,「総合的な学習の時間」を使い,オペラの中で使う小道具として,倉橋島の特産物を作ったり,広報用のチラシやプログラムのデザインをしたり,オペラの合唱部分に出演したりして,オペラ制作に関わってくれました。

中学生が活動した6〜10月の期間中,広大オペラの学生・教員は何度も倉橋島に足を運び,中学生の意欲を高めるためのコンサートを実施したり,中学生のオペラに向けた活動のアドバイスをしたり,歌唱・演技指導をしたりしました。

そして10月6日,呉市倉橋体育館での公演には300人余りの市民が来場し,大変盛り上がる公演となりました!詳細は「声楽研究室ホームページ」でご覧ください。公演当日までのプロセスもご覧いただけます。