入学試験に関するFAQ

すべての楽器種目に共通して,一般的な音楽大学のレベルと同程度を想定するとよいでしょう。
基本的な歌唱技術(正しい発声,リズム,音程),音楽的表現などを総合して評価します。
(光り輝き入試 総合型選抜)「任意の練習曲」と「ベートーヴェンのソナタ」 (前期日程)「ベートーヴェンのソナタ」 (後期日程)「自由曲」 ---- 任意の練習曲」は,技術向上のための練習曲(ツェルニーやモシュコフスキーなど)もあれば,演奏会用練習曲(ショパン,ドビュッシー,ラフマニノフ,リストなど)もあるなど多岐にわたります。受験者の演奏テクニックを証明するとともに,自身の持ち味が最大限に発揮できるような曲を選ぶのがよいでしょう。「ベートーヴェンのソナタ」には様々な難易度のものが含まれていますが,受験者の演奏できる範囲で,テクニック,表現力ともにできるだけ高いレベルで演奏することが望ましいでしょう。いずれにしても,師事しているピアノの先生と相談して決めるのがよいでしょう。
現在の入試項目に副科ピアノは含まれていませんが,それは大学で学ぶ際に「ピアノが弾けることが大前提」となるからです。つまり,ピアノ専科でなくともピアノを学習しているのが当然であるという前提があります。ピアノの経験が浅い受験者は,入学後の大学のレッスンについて来られるように,早めに対策を講じることをお勧めします。 管・弦・打楽器などの旋律楽器やリズム楽器を主とする人にとって,ピアノの学習は不可欠なものです。例えば,様々な作品を学習する際には,オーケストラや伴奏ピアノの動きを理解しなければなりません。自身の演奏技術を向上させ,音楽解釈を的確に行うためには,ピアノの学習が重要となります。 声楽の場合もピアノ伴奏やオーケストラ伴奏の理解が不可欠であり,日々,弾き歌いするなどして伴奏の音楽内容を理解して声楽を学習する必要があります。