声楽
声楽の授業は1〜4年まで開講されており,自由に履修することができます。グループレッスンの形態で,自分がレッスンを受ける以外にも,他者のレッスンを見ながら学ぶスタイルをとっています。扱う楽曲は,イタリア歌曲,ドイツ歌曲のほか,日本歌曲,フランス歌曲,その他オペラアリアなど様々なものを扱います。学生が自分で愛し,選曲した楽曲を共に学んでいきたいと思っています。
年に数回,世界的なソプラノ歌手であり,本学客員教授である中丸三千繪先生による公開レッスンを実施しています。声楽を専門として学ぶ学生を中心にレッスンを実施しています。レッスンは自由に聴講することができます。
ピアノ
ピアノの授業は1〜4年まで開講されており,自由に履修することができます。基本的にはマンツーマンでのレッスンを実施しています。
年に数回,世界的ピアニストで,本学客員教授である横山幸雄先生の公開レッスンを実施しています。レッスンは自由に聴講することができます。
弦楽器
広島大学の大きな特徴でもある弦楽器の授業は1年生では必修となっており,本コースに入学した全員がヴァイオリン,ビオラ,チェロ,コントラバスのいずれかの楽器のレッスンを受けます。また,弦楽器の授業は4年生まで開講されており,自由に履修することができます。
作曲
作曲の授業は1〜4年生まで開講されており,自由に履修することができます。基礎知識から編曲の方法,本格的な作曲まで,体系的に授業が構築されています。
管打楽器
吹奏楽やオーケストラで使用する楽器について,レッスンを受けることができます。管打楽器が主たる種目である学生以外にも,大学から新たに管打楽器の学習をスタートする人もいます。幅広く音楽を学んでいくために重要な授業です。
日本音楽
日本の伝統音楽の各ジャンルを学ぶ概論の授業に加えて、箏の実技演習を通して、日本の伝統音楽の特徴や奥深さを学びます。学んだことは学校の授業で伝統音楽を扱う際の礎となります。
音楽教育学
音楽教育に関わる授業が各種開講されています。学校教育における音楽科の授業に関わることはもちろんのこと、音楽の専門教育や生涯学習に関わることなど、幅広く音楽教育学について学びます。
アンサンブル系
本コースでは、合唱、オーケストラ、吹奏楽、オペラなど、アンサンブルの授業が開講されています。特に合唱、オーケストラ、吹奏楽は、毎年11月末に実施される定期演奏会での発表を目標としながら、学年やコースを超えて学んでいます(合唱と吹奏楽は、教養教育科目として全学に解放されています)。オペラ公演は毎年4月と11月に実施しています。演奏会の様子は「学生の活動」をご覧ください。